2018.11.2 (金) プリックナムプラー
家庭菜園で収穫したという唐辛子を、今年の夏にフクダナオブミ製造顧問からもらった。青々と輝くその唐辛子は乾燥を防ぐため、即、瓶に入れ、その唐辛子がようやく隠れるほどの、少量の醤油に沈めた。
先月の5日、バンラックのスーパーマーケットで、棚に並ぶうちの、単位容量あたり最高値のナムプラーを買った。そしてこれを家に持ち帰り、夏から冷蔵庫に保管してきた前述の瓶に満たしてふたたび冷蔵庫に戻した。
先般、この瓶の蓋を開けて匂いを嗅いでみたところ、唐辛子の香りは充分に引き出されていた。よって早速にこれを使うべく、今夜のおかずは水餃子にしてもらった。
タイの魚醤ナムプラーは、ベトナムのニョクマムやカンボジアのトゥックトレイとは異なって、それほど強い香りを持たない。よって日本の台所に置いても違和感は無い。
食卓の鍋で煮上がった水餃子を、その自家製のプリックナムプラーに軽くひたして食べてみる。風味は驚くほど普通だった。ただしその「普通」が日本人の最大公約数に照らしても普通かどうかは分からない。とにかくこれからしばらくは、この唐辛子醤油をあれこれの料理に使っていこうと思う。
朝飯 鮭の昆布巻き、細切り人参の炒り煮、ニラ玉、油揚げと小松菜の炊き合わせ、納豆、メシ、豆腐と三つ葉の味噌汁
昼飯 「カルフールキッチン」の山菜おこわのおむすび、大根のたまり漬、他社製のフリーズドライ味噌汁、「鶴屋」の利休饅頭
晩飯 皮蛋豆腐、ジャガイモと人参とピーマンのサラダ、水餃子、油淋鱈、らっきょうのたまり漬、白酒(生)、胡麻と薩摩芋の汁粉