2016.11.18 (金) 山百合
店の、お稲荷さんのある坪庭に、いつのころからか山百合が咲くようになった。昨秋、その山百合から大量の種が取れたため、それを目と鼻の先の、紅葉の根元に撒いた。その播種は、土に穴を穿って丁寧に埋めるようなものではない、文字通りの「撒いた」に過ぎず、そこから芽が出るなどはいささかも考えていなかった。
その、地面にばらまき、上から靴で踏んだに過ぎなかった種が意外にも育ち、今夏は、紅葉の青葉の下に大輪の花をいくつも咲かせた。そして秋も暮れかかる今、薄茶色に枯れた鞘の中には、またまた大量の種ができた。
今年もまた面白半分に、しかし今年の紅葉の根元は昨年よりすこし固い感じがしたのでスコップで耕した。そして山百合の枯れた鞘を手で開き、それを下に向けて、またまた盛大に大量の種をばらまいた。
密に種を散らしても、山百合は、その面積に応じた数しか育たないという。それが本当なのか否を確かめるには、来年の初夏を待たねばならない。今から楽しみである。
納豆、トマトのスクランブルドエッグ、油揚げと小松菜の淡味炊き、鳥レバの甘辛煮、昆布の沖縄風炒め、塩鮭、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、浅蜊と三つ葉の味噌汁
昼飯 「たきた」の煮込みハンバーグ定食
晩飯 春雨サラダ、アスパラ菜の振り分け味噌炒め、焼き餃子、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)