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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2018.9.21 (金) 「温め酒」は秋10月の季語

きのうの夜は閉店前に会社に戻り、社員とのミーティングをこなした。3台のキャッシュレジスターは、そのうちの2台が既にして締められていたため、売上げの計算は、割と早く終わった。そして19時30分に、家内を下今市駅に送った。家内は今日から1週間ほどインドネシアへ行く。中々の忙しさである。

そして今朝は、長男が関西へと向かった。家内も長男もいなければ、僕はひとりで夕食を摂る。きのうの昼の恨みを晴らすわけではないけれど、卓上には日本酒に合いそうなものばかりを並べた。

ところでバンコクでは、2年ほど前から路上の屋台が排除されつつある。屋台は、そこに住む人たちには便利、旅行者にとってはまことに風趣を感じるものながら、中には歩道を占有して人は車道を歩かざるを得ないようなところもあるから、当局の方針も、分からないではない。あるいはまた、裏にはそれ以外の事情もあるのだろう。

屋台街の中でも、トンローsoi38のそれを失ったことは特に痛い。トンローはバンコク中心部の東側に寄ったところで、そこまで足を延ばす機会が僕には無かった。おととし始まったバンコクMGの会場はトンローで、以降、年に一度はトンローで数日を過ごせるものの、失ったものは戻ってこない。

それはさておきそのトンローでおととし、昼日中も内側から鍵をかけっぱなしの骨董屋を見つけた。良いものばかりを扱っていることはガラス越しにも分かる。その骨董屋で僕は、磁器の高台に目を付けた。「清代最後期のもの」と店の人は口を添えてくれたが、そのようなことはどうでも良い。

いま、その器はらっきょうを食べるときの専用として使っている。日光の畑で収穫してひと月も経たないうちに蔵出しする「夏太郎」とは味わいの異なる今夜の塩らっきょうは、今月末にも売り切れるかも知れない。


朝飯 塩鮭、納豆、生玉子、すぐき、明太子、みょうがのたまり漬、メシ、小松菜と若布の味噌汁
昼飯 「成喜」の広東麺
晩飯 ウルメイワシの網焼き、納豆、トマトと胡瓜のサラダ、塩らっきょう、明太子、穴子の佃煮、「浅舞酒造」の「天の戸夏田冬蔵純米吟醸」(燗)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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