2018.8.14 (火) お盆は乗り越えるべきもの
何日から何日までとは決めていないものの、世間がお盆休みにあるうちの3日間は、1,000円のお買い上げごとに1杯のかき氷を、お客様に差し上げている。その3日間を、この8月は14、15、16日と定めた。
朝、原町の三ツ星氷室へ家内と行き、発泡スチロール製の大きな箱ふたつに満杯の天然氷を買う。また、氷をかくための機械も借りる。かき氷を作り、それをお客様にお渡しするためのテーブル2客は、きのう嫁のモモ君が調えておいてくれた。
氷を冷凍庫に収め、重い機械をステンレス製の台に乗せ終えると即、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へと向かう。そして本日の納品数を決め、冷蔵ショーケースを拭き清める。「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」は、きのう製造されると即、長男が納品をしてくれたため、品切れはすんでのところで避けることができた。
昼食は、会社から支給された弁当を、事務机でそそくさと食べる。そしてまた、かき氷をお客様にお渡しする仕事に戻る。お客様が途切れ途切れになった16時ちかくに4階へ上がり、シャワーを浴びて、白いシャツと黒いズボンに着替える。玄関に降りて黒い革の靴を履き、オヤジの初盆のときに線香を上げに来てくださった方の、ことし初盆を迎えたお宅へ伺う。
17時前後のことだっただろうか、雷鳴が近づくと、店舗のキャッシュレジスターおよびクレジットカードの読み取り機が動かなくなったと、販売係のハセガワタツヤ君が報告に来た。家内はすかさず、普段は釣り銭を入れておくアナログ式のキャッシュレジスターで凌ぐよう、ハセガワ君に指示をする。事務室では、コンピュータがサーバに繋がらなくなっている。世の中が進めば進むほど、このようなときには手も足も出ない。あるいは、もうすこし時代が進めば「どんなときにも途切れない通信システム」というものができるかも知れない。
閉店後、家内はキャッシュレジスターの数字と現金の差を、どうにかして縮めようとする。既にして19時を過ぎているため、夕食の用意は長男に頼む。兎に角、先ずは16日までの繁忙を、どうにかして乗り越えなくてはならない。
朝飯 切り昆布と豚肉の炒め煮、胡瓜のぬか漬け、トマトのスクランブルドエッグ、刻みオクラの鰹節かけ、みょうがのたまり漬を薬味にした冷や奴、ごぼうのたまり漬、メシ、浅蜊と万能葱の味噌汁
昼飯 会社支給の「ホットモット」のハンバーグ弁当
晩飯 トマトとキウィとモッツァレラチーズのサラダ、茄子の網焼きとレタスのサラダ、トマトと鯖缶のスパゲティ、”Petit Chablis Billaud Simon 2015″