2018.8.13 (月) 迎え火
8月13日は毎年、朝も早いうちに墓参りに行く。ところが今日はあれこれと忙しく、会社を出られたのは10時もちかくなるころだった。如来寺の門前の、細く曲がりくねった道を徐行していくと、境内の駐車場はこれまで見たこともないほど混雑していた。
お墓は叔母が手配をしてくれたのだろう、綺麗に掃除がなされ、花も供えてあった。その墓石をあらためて、水を固く絞ったタオルで拭く。そして花立てに花を足し、線香を上げて会社に戻る。
8月13日は毎年、店が閉まると提灯を持って、朝に整えたばかりのお墓へひとりで行く。そして立てた蝋燭に火を点し、その火を提灯の蝋燭に移して家に戻る。この火が一度、風により途中で消えたことがある。消えればお墓に戻って先ほどしたことをもう一度繰り返さなければならないから、迎え火の帰り道は緊張を伴うのだ。
繁忙は日中も続き、更には夕刻まで及んだ。「さて、これからお墓だ」と腰を上げようとしていたところ、案に相違して、長男、嫁、孫が灯の点った提灯を持って仏壇のある4階に上がってきた。そのときになって初めて、今年の迎え火は彼らがしてくれたことを知る。
そうしてすっかり寛いで、夜は夏の最中にもかかわらず、鍋で煮た肉や野菜にて焼酎のソーダ割りを飲む。
朝飯 人参のスープ煮、ほうれん草のソテー、納豆、ベーコンエッグ、切り昆布と豚肉の炒め煮、胡瓜のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトとズッキーニの味噌汁
昼飯 朝のおかずを流用した弁当
晩飯 うずら豆、胡瓜のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、カレー南蛮鍋、チューハイ