2018.8.3 (金) 胡瓜の朝露漬け
列島の7月の平均気温は、平年のそれを2.8度も上回ったという。何十年のあいだに2.8度の上昇なら理解もできるが「一気に」ということであれば、これは尋常とは思われない数字だ。店の犬走りに置いた6つの鉢は、水を遣るそばから乾き、マーガレットは枯れて死なないまでも、薄茶色に固まって生気は感じられない。店の花を頼んでいるヤマサキジュンイチさんからは先日、ようやく電話が入った。新しい鉢は、数日中には届けられるらしい。
この記録的な猛暑に伴って野菜の価格が高騰していると、テレビのニュースが伝えている。記録的な猛暑、更には、先日の集中豪雨や台風を除けば大して雨も降らない現在の状況であれば、それも当然のことだろう。しかし農業協同組合の直売所や道の駅を見てまわる限り、こと日光市においては、野菜の価格は安定している。
本日は、朝からその地元の胡瓜を集めて「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」による浅漬けが作られた。刻み方は、これまでの拍子切りではなく、鱧の骨切りのように細かく包丁が入れられた。包装は、午後一番に完了した。
この限定50パックのうち47パックは、ウェブショップからご注文をくださったお客様へ、2パックは、やはりウェブ上の情報をご覧になって電話をくださったお客様へ向けて、夕刻までに出荷をされた。残った1パックは、数日前に店頭で予約をしてくれた年少の友人ヤギサワカツミさんの手に渡った。僕は明日まで待って、お客様のお手元に届いた姿を創造しつつ、この胡瓜の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬けを食べるつもりである。
朝飯 酢蓮、巻湯波の淡味炊き、厚焼き玉子、納豆、ほうれん草のおひたし、すぐき、めんたいこ、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と三つ葉の味噌汁
昼飯 「ユタの店」のざる担々麺、サービスの杏仁豆腐
晩飯 ズッキーニのスパゲティ、肉団子とマッシュルームのトマト煮込み、“VOSNE-ROMANEE Jean Gros 1983”、西瓜