2018.7.27 (金) 行っていない旅行の決算報告
ウチに栃木県の指定文化財3点のあることは、むかしから知っていた。昨秋、この所在を確かめるため、市から2名の職員が来た。よってその3点、それは脇差しと拵え、そして、この脇差しとは関係のない鐔であるが、それを彼らの前に差し出した。このような品物は、代が変わると行方不明になる例が多いのだという。
この3点について、今度は所有者の変更を行うとのことで、ふたたび市から、今度はそのための書類が届けられた。これには繁忙に紛れて1週間ほど手を触れないままででいたものの、いつまでそのままにするわけにもいかない。
記入用紙に目を通すと、専門家に確かめなくては記入のできないところもある。即、担当者にウチまで来てもらう。そしてその紙をあらかた文字で埋めたところで、またまた筆が止まる。所有者の変更年月日には、いつの日付を入れるべきか。
調べてもらったところ、ここには前の持ち主の財産分割協議書が作成された日が記入されるという。そういう次第にて、市の職員にはいちど帰ってもらい、オヤジの財産分割協議書を探し、ようやく書類の完成したところで、足労をかけて申し訳ないことだけれど、もう1度、担当者に来てもらう。オヤジが亡くなって13年。このような手続きが必要とは、つゆほども知らなかった。
18時に店が閉まり、3台あるキャッシュレジスターを締めると時刻は18時20分。ここから大急ぎで、町内役員が親睦のため積み立てている通帳と、あらかじめ作っておいた、今月21日から22日にかけて行われた旅行の決算書を複写して8部を作る。この旅行に僕は参加をすることができなかったけれど、会計を預かる者として、決算報告はしておいたほうが良いだろう。
その決算書の入った封筒を持って日光街道を下る。そして8名分の席を予約した居酒屋の戸を引く。
朝飯 ほうれん草ともやしの切り昆布和え、納豆、人参と蓮根のきんぴら、温泉玉子、炒り豆腐、ごぼうのたまり漬、メシ、浅蜊と万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「和光」の刺身の盛り合わせ、焼き鳥、漬物の盛り合わせ、他あれこれ、麦焼酎「二階堂」(ソーダ割り)