2018.7.22 (日) OA大会
普段は東京はじめ日本、あるいは海外の各地でMGを開催する西研究所が開く行う大きな催しのうち、春いまだ浅いころに神奈川県で開かれるのがMGフェスティバル、そして盛夏に東京で開かれるのがMG学会、そしてOA大会だ。OA大会とは稀代のデータベースソフト「マイツール」による事例発表である。
きのうとおなじ9:30開場、10:00開始とばかり思って9時35分に会場のドアを押すと、本日の司会進行役であるテシマヨーさんの開会の挨拶は既に始まっていた。
本日の発表者および、その主題は以下。
1.「みんなで作るMQ管理」 ニシヨーコさん
2.「マイツールで請求書作成」 フジタノリヨシさん
3.「作業日報(手書き)をマイツールに!」 ヌマオケンタさん
4.「移動平均から変化を掴みMQ改善へ」 イワオカタカオさん
5.「PQ主義からMQ主義へ」 ダイテンマサオさん
6.「マイツールを使って自社のStrac2計画」 ヤマダトシカツさん
7.「マイツールによる給与計算」 コイズミサトシさん
夕刻ちかくにすべての発表が終わると、参加者全員に投票用紙が配られた。そこには自分が考える本日の最優秀の発表番号、そしてその理由が書かれるようになっている。すべての用紙が回収されると、ニシジュンイチロー先生と5名の審査員は、集計をするため別室に消えた。その結果は以下。
銅賞はヌマオケンタさん。社員さん各自による手書きのメモを、彼のお母さんが別紙に転記して早出、残業、現場ごとの作業日報を作成、それを電卓で集計して給与を算出していたものを、一気にデジタル化させた。使うソフトがマイツールだけに、省力化だけでなく、蓄積されたデータにより様々なことが結果として見えてきた、つまり1粒の飴玉が、実は2度も3度も甘かった、というところが痛快。
銀賞はコイズミサトシさん。コンピュータを使わない社員さんにも楽に入力できる仕組みにより、タイムカードを廃し、これまではほぼ1日がかりで行っていた給与計算を、その数分の1に縮めることに成功した。誰にでも使える点、社員さんが入力をすると、即、それがV型ファイルにバックアップとして保管される点が秀逸。
金賞はヤマダトシカツさん。多くの契約農家から旬の野菜や果物を消費者に直送する業態における、リスク管理と予算、この予算はMGを学ぶ者だけに売上げではなく、荒利総額を達成する仕組みの発表。考え得る様々な要因を入力しながら来年の数字をできるだけ精密に予測し、1年後にはその数字を達成する仕組みの構築。ご本人は「気がおかしくなるほどの作業」と言っていたが、その作業は実は、楽しさを伴うものではなかったか。吉田兼好の「あやしうこそものぐるほしけれ」である。
会場での交流会は、18時にお開きになった。参加者のほとんどは、きのうと同じく、ちかくの居酒屋に流れて更に交流を続けるだろう。日光から参加したヌマオケンタ君が銅賞に入賞となれば、そして会場には日光のヌマオアキヒロさんはじめウチの長男や次男も来ていることからすれば、僕もまた一緒に飲むべきだろう。しかしきのうの日記に書いたと同じ理由にて、ひとり新橋に戻り、きのう入れたボトルの消費活動をする。
朝飯 「吉野家」の牛丼、味噌汁、生玉子、お新香
昼飯 「OA大会」会場のお弁当
晩飯 「まこちゃん」のガツ刺、白菜キムチ、もつ焼きあれこれ、梅胡瓜、「寶酒造」の「タカラモダン」(ソーダ割り)