2018.7.14 (土) 渡御
総鎮守瀧尾神社の、7月7日に始まった八坂祭の、今日は最終日に当たる。当番町春日町1丁目の、これまでの打合せを記したノート、およびイケダアキヒロ青年会長が、ひと月以上も前から、何かが決まるたび更新し続けてきた工程表の最新版は、ここ数日のあいだ事務室の大机に開いたままにして、その中身はことあるごとに確かめてきた。
朝は、神社には長男が向かったことを幸いとして、僕は普段の仕事に従う。更には、仕事をしていれば珍しくない、お客様からの突然の依頼に至急、お応えしたりする。そうするうち「あ、来た。もう行っちゃった」と、春日町の交差点に目を凝らして家内が言う。台車に載せられた大御輿は各町内の白張り曳かれて、しずしずと僕の視界から消えつつあった。
これまた事務室の大机に用意した”NIKON D610″を鷲づかみにして外へ出る。渡御の行列は春日町1丁目を離れ、住吉町から小倉町3丁目にさしかかりつつあった。その姿をカメラに記録して会社に戻る。
一行の昼食は、きのう二宮神社に整えた会場で摂られることになっている。その片づけにおもむこうとして、12時30分にシバザキトシカズ大膳委員長に電話を入れる。ヒバザキさんによれば意外にも、昼食も、更には片づけも、既にして済んでしてしまったという。恐るべし、春日町1丁目婦人会の威力。
「次は境内の片づけだ」と、日光街道を自転車で遡上して14時20分に瀧尾神社に行く。日光市今市旧市街の、8キロメートルに亘る道を巡った渡御の一行は、既にして宮入を果たしていた。やがて大御輿は台車から降ろされ、オノグチショーイチ春日町1丁目前頭の号令により、無事、蔵へと収められた。白張りの面々が着替えを済ませたところで乾杯。ことしの八坂祭は、これにて完了。協力してくださった各町内の方々をはじめ、関係各位には厚く御礼を申し上げたい。
15時50分に町内公民館の階段を上がる。16時に直会が始まる。その席がお開きになったのは20時。帰宅して入浴して即、寝室に入る。
朝飯 生のトマトを添えた目玉焼き、切り昆布の炒り煮、蒲鉾、炒り豆腐、鰊の山椒漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とニラの味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 「河内屋」の仕出しの刺身、他あれこれ、お祭に奉献された「清開酒造」の「自然醸」(常温)