2018.7.12 (木) なかなかに忙しい
今日は「本物のワインで漬けた本物のワインらっきょう”rubis d’or”」のビン詰めを、包装係のシバタミツエさんにしてもらわなくてはならない。しかしシバタさんは、いまだこの仕事を一から十までひとりではできない。よってその準備をするため、今朝は5時すぎから現場へ降りようとする。
4階のエレベータの前に立って、そのまま1、2秒。それからようやく「そうか、エレベータの扉ってのは、自動ドアじゃなかったんだな」と気づく。
「マーケティングは人をサルにする」という思いが僕にはある。企業は消費者の利便性を追求する。その便利さに慣れると人はサルになる。ウチの西洋式便器は、人が近づくと自動的にフタが開く。人が離れると、自動的に水が流れる。そういう便利さに慣れるうち、エレベータの扉も自動で開くと勘違いをしたのだ。僕もサルになりつつあるらしい。
シバタさんのための準備は30分ほどで完了した。4階の食堂に戻って朝食を摂り、長男と自転車で下今市駅へと向かう。
南青山も高樹町にちかいあたりでの仕事は90分ほどで完了した。表参道から千代田線に乗り、北千住には13時42分に着いた。下り特急スペーシアの発車時刻もおなじ13時42分だから、それには間に合わない。次は1時間後の14時42分発。
「北千住で1時間の調整かよ」と、いささか残念な気持ちと共に自動券売機に向かう。そのディスプレイに指を触れつつ特急券2枚を買い進める。東武日光線の特急券は、区間は同じでも、時間や車両により値段は様々だ。14:42発はリバティだから隨分と高い。
そのとき「13時42分発の切符をお求めのお客様は…」という左手からの声に長男が気づいて僕に教える。案内をした駅員によれば、当該の列車は9分遅れて北千住に着くという。僕は即、自動券売機の赤い取消ボタンを押す。13:42発の特急券は、そのあいだに長男が窓口で素早く買った。「助かったー」である。
15時15分を過ぎて、スペーシアが下今市に近づきつつあるころ、窓の外にはいきなり、強い雨が降り始める。この雨の中に自転車を走らせては、濡れ鼠になってしまう。駅までは、家内にクルマで迎えに来てもらった。
夜は19時30分より、これまた長男と春日町1丁目の公民館へとおもむき、集まった役員たちと八坂祭の、13日に必要とされる準備、14日に催行される渡御と直会、15日におこなう後片付けについての打合せを22時ちかくまで続ける。
朝飯 炒り豆腐、ほうれん草のソテー、目玉焼き、ごぼうのたまり漬、切り昆布の炒り煮、生のトマト、納豆、メシ、揚げ湯波とズッキーニの味噌汁
昼飯 “The third burger”のルッコラ&トマトチーズバーガー、アイスコーヒー
晩飯 茄子とピーマンと2種のパプリカのソテー、レタスとマカロニのサラダ、冷や奴、鰊の山椒漬け、”TIO PEPE”