2018.6.29 (金) 梅雨明け
今月の上旬に、栃木県味噌工業協同組合の親睦旅行で訪れたハノイは暑かった。「38℃くらいですか」と訊く僕に「37℃くらいでしょうか」と、ガイドのヅァンさんはこともなげに答えた。その気温にもかかわらず、現地の女の人は多く、強い日差しを避けるために長袖のパーカを着ていた。
ハノイよりはるか南にあるバンコクの気温は、これは計ったわけではない、僕の感覚によるものだが、せいぜい30℃ほどに思われた。そして今日の日光の気温も、それとおなじほどに感じられる。そして湿度が低いだけ、バンコクより日光の方が、幾分かは快適である。
トンローのローカルスーパーマーケット「杜泰興」で買った乾麺を昼に茹でる。そのひとかたまりはいかにも小さかったため、鍋にはふたつを投入した。そうしたところ、意外にかさがふくれてびっくりする。黄色かった麺が、茹でると白く変わったのも不思議だった。これは汁麺ではなく炒麺にするためのもの、という気もする。
関東甲信越で梅雨の上がったことを、昼のテレビのニュースで知る。6月に梅雨が明けるのは、1951年の観測開始以来、初めてのことだという。梅雨明けは嬉しいけれど、雨を好む生姜、そして米は無事に育つだろうか。それにしても、南西に向いた窓から望む、重畳と続く萬緑の向こうの鶏鳴山は、薄青い空と白い雲を背にして、いかにも爽やかだ。
朝飯 胡瓜の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、山芋のすり下ろし、納豆、茄子の炒りつけ、生のトマトと茹でたブロッコリー、温泉玉子、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 「杜泰興」で買った麺による汁麺
晩飯 「玄蕎麦河童」の酒肴其の一、其の二、天ぷら盛り合わせ、冷やしたぬき蕎麦、4種の日本酒(冷や)