2018.6.19 (火) 四十七回忌
2ヶ月ほど前に、何の気なしに「年忌」と検索エンジンに入れて2、3のページを眺めるうち「四十七回忌 昭和47年 1972年」の文字が見えた。
僕は過去のあれこれを、元号で覚えることはほとんどできない。その数字の並んだ一行についても「昭和47年」ではなく「1972年」に目が反応して「俺の妹の死んだ年じゃねぇか」と気づいたのだ。気づけば捨て置くこともできない。如来寺の寺務所を訪ね、今日の法事を決めた。
寒かったきのうとは打って変わって今日は晴れて暑い。
朝、春日町の交差点の西側角に建つ「安全の灯」と書かれた、しかし実際には何十年ものあいだ灯りの点らない灯籠の前に溜まった砂と、そこから生えた雑草をスコップでさらう。砂は、猫車に軽く1杯ほどになった。その砂を店舗向かいの砂利の駐車場に撒き、およそ40分の作業を完了する。汗は滂沱として、ポロシャツは替えざるを得なかった。
その、本日2着目のポロシャツをワイシャツに着替え、ネクタイを締め、スーツを着て9時55分に如来寺の本堂に上がる。そうして妹の四十七回忌の法要を、クワカドシューコー住職に営んでいただく。当方は、僕と家内とのふたりのみだ。
真新しい卒塔婆を手にお墓へと歩く。気温は高いものの、湿度は低く、風は爽やかだから、朝とは異なって汗はかかない。日照により熱せられた墓石を、水を含ませ固く絞ったタオルで拭く。そして花と線香を供えて、46年前に亡くなった妹の供養を終える。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ピーマンと塩昆布の炒りつけ、すり下ろした山芋と「しいたけのたまりだき」の磯辺焼き、生のトマト、切り昆布の炒り煮、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、豆腐と茗荷の味噌汁
昼飯 「ふじや」の冷やし味噌ラーメン
晩飯 トマトとベビーリーフとモツァレラチーズのサラダ、たまり漬「青森県田子町産のにんにくです。」と温野菜を添えたビーフステーキ、たまり漬「鬼おろしにんにく」のバターライス、“Meursault Cote de Beaune J.F.Coche Dury 1998”