2018.4.18 (水) これから良い時間
先月のタイ旅行は家内とふたりだったから、あれこれの代金については僕が出したり家内が出したりで、小遣い帳は特に記さなかった。しかし今、そのときの日記をざっと眺めて僕がチップに費やしただろう金額を合計すると、それは5,100バーツ強、日本円で17,000円を超えた。僕は祝儀については、割と鷹揚である。というか、これを出し渋ることには強い抵抗がある。一方、使うに際してひどく躊躇う金もある。その代表が、仕方なく買う傘の代金だ。
きのうの朝の天気予報では、きのうから今日にかけて、関東南部に断続的に雨の降ることが伝えられていた。しかし荷物はできるだけ少なくしたい。「何とかなるだろう」と、傘は持たずに家を出た。きのうこそ何とかなったものの、そして今朝も、どうにか傘を差さずに移動することを考えたけれど、それはやはり無理との結論に至った。そして泣く泣く、698円のビニール傘をコンビニエンスストアで買った。
昼を過ぎると雨は止み、恵比寿ガーデンプレイスの上空からは、日がいきなり差してきた。「数時間後には無用となって、以降は邪魔になるばかり」ということが分かっていながら傘を買うことのバカバカしさは、どうにもならない。
閉じた傘を持って日比谷線に乗り、北千住に至る。駅から見おろす街は、これから良い時間になりかかるところではあるけれど、その街に出て行くことはせず、下りの特急スペーシアに乗る。
朝飯 「大戸屋」の朝定食
昼飯 「つるまる」のわかめうどん、昆布のおむすび
晩飯 マカロニサラダ、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”、茹でたブロッコリーと人参のグラッセを添えたハンバーグステーキ、“GEVREY CHAMBERTINE 1er CRU AUX COMBOTTES DOMAINE DUJAC 1985”、パウンドケーキ、”Old Parr”(生)