2018.4.6 (金) 根を詰めて
「いつも」というわけではない。今朝に限っては目を覚まして即、枕の下からiPhoneを取り出し時刻を確かめる。2時05分。それを見て「グズグズするうち、1時間半くらいはたちまち経つんだよな」と、普段の経験から分かっていることが頭をよぎる。
しばらくして起きて服を着る。寝室からドアひとつを隔てた洗面所へ行き、棚の時計に何気なく目を遣ると、時刻は3時35分だった。今日も、またおなじ経験を重ねてしまった。時間を無駄にした感覚はほとんど無いにもかかわらず、である。
食堂のテーブルに着き、根を詰めて文字を書く。これをするために、きのうは早寝をしたのだ。こういうことは、誰も訪ねて来ない、誰も電話をかけてこないときにしか、僕にはできない。そしてその仕事を終えて筆記用具を片付けると、6時は目と鼻の先に迫っていた。「1時間30分の無駄がなければ、好き勝手をできる時間がそれだけ延びていたのに」と惜しんでも、後悔先に立たず、である。
朝飯 茄子とピーマンの「日光味噌梅太郎赤味噌」炒り、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、油揚の網焼き、切り昆布の炒り煮、温泉卵、納豆、揚げ湯波と筍とほうれん草の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 トマトとレタスのサラダ、パン、鶏とマカロニのグラタン、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”、イチゴとホイップクリームを添えたケーキ