2018.4.2 (月) おなじ行動
朝、この4月から有料となったゴミを、日光市が指定した袋で外に出す。ゴミをきちんと分別し、その処理を有料で行政に依託する、その風景は、人が美しく老いていく姿を僕には連想させる。思いがけず、ことし初めてのツバメを見る。
下今市15:33発の上り特急スペーシアに乗る。僕としては珍しく常磐線のプラットフォームに降りる。しばらくして来たのは品川行きの快速だった。よってこれに乗って17時43分に品川に至る。
勉強仲間との交流会は、18時30分からの予定だ。会場の名をiPhoneのgoogleで検索し、その地図に示された方へと歩いて行く。途中、港南口から中央改札に向かう、仕事を終えたばかりと思われる人の量に圧倒をされる。
品川の、港南口の近辺に来るのは、およそ35年ぶりのことになる。今や大きく綺麗なビルが林立し、僕はまるで浦島太郎である。
ニシジュンイチロー先生を囲む会には、およそ30名が集まった。席は、同じ顔ぶれが最後まで固まらないよう、ときどき移動をした。最後の小一時間ほどは、両脇をひとまわりかふたまわりほど若い人に挟まれて、非常に有意義な話を聞く。その話は家に帰ったら家族に伝えるべく、しっかりと頭に納める。
僕は夜に弱い。夜の集まりからは素早く抜け出し、早く眠りたい。周囲に別れを告げればどうしても目立つ。デザートを食べ終え、参加者が腰を上げ始めるか否かのあたりでショルダーバッグを手に持ち、黙って共用の廊下に出る。しばらく歩いて下りのエスカレータに乗ろうとして、不意に声をかけられる。僕とおなじ行動をとる人が、ひとりだけいたのだ。
そのサトーマサヒデさんとは品川駅の北改札まで共に歩き、そこで西と東とに別れる。
朝飯 納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ほうれん草のソテーを添えた目玉焼き、切り昆布の炒り煮、焼きトマト、しその実のたまり漬、メシ、玉葱と三つ葉の味噌汁
昼飯 蕎麦
晩飯 「はなたれ品川店」のあれや、これや、それや。たくさんの種類の日本酒(冷や)