2018.3.17 (土) 花粉の季節
子供のころ、特に小学生のときには、運動性喘息とアトピー性皮膚炎に悩まされた。にもかかわらず、花粉症には縁がなくて助かっていた。しかしその安楽も、1990年代の中ごろまでのことだった。ある風の強い日、杉の多く植えられた里山ちかくで数時間を過ごすうち、たちまち花粉症の患者に仲間入りをした。
花粉症とはいえ、目玉をくり抜いて流れる水でゴシゴシと洗いたくなるような、極端な症状ではない。朝、目覚めたときの眼球の違和感により「今朝はどうも、花粉が多く舞っているらしいな」と気づく程度のものである。
店舗の犬走りには、黒い石が敷き詰めてある。その色の具合により、黄色い花粉はよく目立つ。今朝のそれは、モップで撫でたくらいでは払いきれない。そう判断をしたのだろう、家内と販売係のタカハシリツコさんは、その黄色い粉をホースの水で洗い流し、水はゴムべらで駐車場に掻き落とした。春の到来は嬉しいものの、なかなか一筋縄ではいかないのだ。
朝飯 ひじきと人参の甘辛煮、蓮根のきんぴら、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、温泉玉子、生のトマト、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 「ふじや」のタンメン(バター載せてね特注)
晩飯 イナダ吸い物、鯛の酒蒸し、莫久来、若布と三つ葉の酢の物、ほうれん草の胡麻和え、イナダの刺身、揚げ薩摩芋の砂糖和え、「富士錦酒造」の「しぼりたて原酒」(冷や)、チョコレート、”Old Parr”(生)