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清閑 PERSONAL DIARY

2018.3.1 (木) 真夏か真冬に来るべし

きのうは20時前に就寝をした。その結果、目覚めて枕元のiPhoneを触り、明るくなった画面を見ると、時刻はいまだ0時24分だった。チェンライの山奥で、高床式の民家に泊まっているときとおなじ状況である。しかしこの宿にはタイ最北部の山中とは異なって、wifiの電波が飛んでいる。よって電源を確保したiPhoneにて、深夜の無聊を慰める。

浅く短い眠りを繰り返してようやく、カーテンの隙間から外の明るみが見えてくる。家内は待ちかねたように風呂へと出て行った。僕はそのまま横になり、7時を過ぎてからようやく風呂への階段を降りる。

この宿には現在、僕と家内、それともうひとりの、計3名が泊まっている。あるいは3名しか泊まっていないと書くべきか。早朝の露天風呂は当然、僕が独り占めをしている。日光へは観光シーズンを外し、真夏か真冬に来るのが最上だ。「地元民が言うなら本当だろう」と思って戴ければ幸いである。

夜に雪が降ったことを、露天風呂を半分だけ覆っている屋根を見て知る。その雪は幸いなことに、明け方からは雨になった。シャーベット状の雪を踏んで山道を下る。長く薄暗い日足トンネルを抜けると、天気は雨から晴れへと劇的に変わった。そして日光市街の湯沢屋で社員のための饅頭を買い、10時すぎに帰社する。


朝飯 「かじか荘」の朝のお膳
昼飯 トマトとパセリのスパゲティ
晩飯 「魚登久」の胆焼き鰻重、肝吸い、「片山酒造」のカストリ焼酎「粕華」(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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