2018.2.20 (火) 良い酒とは
そのテレビドラマの原作者は花登筺だったと思う。 たまたま目にしただけだから、出演者は浪花千栄子、夢路いとし、喜味こいしの3人しか覚えていない。浪花千栄子は酒蔵の主人、そして夢路いとし、喜味こいしはその蔵の社員だった。
あるとき主人役の浪花千栄子が「良い酒とは、どのような酒か」と、先ずはしっかりした方の社員である喜味こいしに訊く。「それはコクです」と、こいしは断言する。浪花千栄子は今度は、すこし頼りない社員である夢路いとしにおなじ質問をする。いとしは「馬鹿なことを訊くものだ」という顔をしながら「良い酒とはすなわち美味い酒に決まっている」と、呆れつつ答える。
この場面だけを覚えているテレビドラマを検索エンジンで調べてみると、それはどうやら1971年から翌年にかけてNHKで放映をされた「あまくちからくち」というものらしい。
もし「良い酒とは、どのような酒か」と訊かれたら「飲む人の気分を良くする酒」と、僕なら答えるかも知れない。
朝飯 切り昆布の炒り煮、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、秋刀魚の梅煮、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、大根の麹漬け、メシ、なめこと三つ葉の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「食堂ニジコ」の酒肴あれや、これや、それや、他あれこれ。5種の日本酒(冷や)