2018.2.18 (日) 予備の鍵
新橋の桜田小学校は、検索エンジンによれば平成3年3月に廃校になったという。僕は子供の誕生年すら元号では覚えられない。「平成3年 西暦」とふたたび検索エンジンに入れてみる。するとその年は西暦で1991年と知れた。そこで「隨分と前から廃校になっていたんだなぁ」と感慨を新たにする。
桜田小学校の宿直室に泊めてもらったのは、1983年のことだったと思う。1982年に知り合った人が当時、この学校の夜警をしていた関係で泊めてもらえたのだ。深夜にはその人につき合って、校内の見まわりもした。自分の客を宿直室に泊めるなどは、就業規則違反に違いない。しかし当時の我々は若かった。また社会も、今ほどはせちがらくなかったに違いない。
なぜこのようなことを書いたかといえば、僕は今、学校の夜警とおなじくらい人口密度の低いところで寝起きをしているからだ。それは、家内と長男が日本橋タカシマヤに出張をし、嫁と孫は嫁の実家に帰っていることによる。
会社に出入りするための扉の鍵は僕しか持っていない。急病や頓死など、その扉を解錠できない事情が僕に発生した場合、社員は会社に入れない。店も開けられない。と、ここまで考えて、明日からは予備の鍵を社員に預けることとする。
朝飯 秋刀魚の梅煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、切り昆布の炒り煮、しもつかり、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、油揚げと三つ葉の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 蒸し牡蠣、パン、牡蠣のポタージュ、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”