2018.1.21 (日) 鮟鱇鍋
僕の付き合いは広くない。それはひとえに、社交性に富まない性格による。
と、ここまで書いて「しかし社交的な人にも、苦手な集団はあるものだ」と気づく。また、非社交的な僕にも、いそいそと出かける集まりはある。人づきあいにおける得意と不得意、好きと嫌いのあいだには、名状しがたい線引きが存在するのだ。
県内の味噌屋が作る組合の付き合いは、僕にとっては気が楽だ。本日はその新年総会にて、1台のクルマに乗り合わせて関東平野を東に進む。目的地の「いこいの村涸沼」には、日光から2時間30分で着いた。また県内北部の組合員は、各自がそれぞれのクルマを使って18時すぎには全員が揃った。
この組合の新年総会は、2007年からほとんどずっと、茨城県の海沿いの街に一泊をして開かれてきた。「花より団子」と変わらない「総会より鮟鱇鍋」である。
宴会の後はひとつの部屋に集まり、あれやこれやの話をするうち、僕はいつの間にか座椅子から滑り落ちて眠っていた。それに気づいて自分の部屋に戻り、0時ちかくに就寝する。
朝飯 温泉玉子、納豆、ほうれん草と刺身湯波のおひたし、ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、牛蒡と人参のきんぴら、明太子、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、揚げ湯波とレタスの味噌汁
昼飯 きのうの夜の宴会膳の一部を流用した弁当
晩飯 「いこいの村涸沼」のあれこれ、刺身の盛り合わせ、常陸牛のステーキ、鮟鱇鍋、日本酒(燗)