2018.1.20 (土) 治らない病気
齢を重ねると、からだがいきなり変わる。僕の場合には、それがからだの表面にあらわれた。
6月から8月までの3ヶ月間は切れなかった踵のアカギレが、おととしからは年間を通じて切れるようになった。足の爪は昨年から、おばあちゃんの晩年のそれのように、もろくなった。前の冬だったか、更に前の冬だったかは、朝、目覚めるたびに口角が切れていて、そこにリップクリームを塗らないことには朝食を摂ることができなくなった。その、朝に口角の切れる症状に限っては、葉酸の摂取により幸い消えた。
首の後ろの湿疹も、ここ数年のことだ。小遣い帳を病院の名で検索してみると、それがいきなり発生したのは2015年8月のことと知れた。
「これは治りません」と、その湿疹を見るなり皮膚科の先生は言った。子供のころアトピー性皮膚炎に悩まされた僕は、医者が病気を治せないことに慣れている。「あぁ、そうですか」と僕は答え、飲み薬と塗り薬を処方してもらった。
その湿疹が、昨年末からふたたび勢力を増してきた。そして本日ようやく、前回とおなじ皮膚科を、およそ1年3ヶ月ぶりに訪問する。
「先生に『治らない』と言われた湿疹ですが…」と説明しつつ当該の部分を見せると「あー、はいはい」と先生は答え、即、また飲み薬と塗り薬を処方してくれた。そして昼前に帰社する。
朝飯 ひじきと人参と揚げ湯波の甘辛煮、牛蒡と人参のきんぴら、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、明太子、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、シジミと三つ葉の味噌汁
昼飯 きのうの夜のオムレツを流用した弁当
晩飯 「幸楽」の刺身、河豚鍋、他あれこれ、「渡邊佐平商店」の日本酒あれこれ(冷や、燗)