2017.11.16 (木) 歓待
中部地方で会社を経営する下級生を訪ねると、運転手付きのクルマを出して歓待してくれた。やがて冬の日が西の空に傾き始める。夕食を摂る前に僕がその街を離れることを、下級生は承知している。有名らしい神社の境内で、下級生は運転手を帰した。そして今度はみずからハンドルを握り、僕をモダンな喫茶店へと案内した。
ほとんど無休で仕事をしていることを話すと「休みなんて要りませんよね」と、彼は穏やかな口調で返事をした。僕はなかば同意をしながら「しかし、たまには気楽に旅がしたいぜ」と答えた。仕事がらみではあるだろうけれど、その下級生が頻繁に海外を訪れることを、僕は知っていたからだ。「まぁ、それはそうですね」と、彼はすこし恥ずかしそうに笑った。
姿を見かけたことは1度あったか無いか、言葉を交わしたことは皆無の人の夢をこれほど明瞭に見るのは多分、僕がfacebook上に上げたあれこれに、彼が頻繁に反応をしてくれるせいだろう。オンライン上での付き合いとは、つくづく、不思議なものだ。
朝飯 ピーマンの炒りつけ、納豆、青葱の玉子焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、たまり漬「栃木県壬生町産のしょうがです。」、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 朝のおかずを流用した弁当
晩飯 春雨炒め、蛸と胡瓜の酢の物、モツ煮、麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)