2017.11.14 (火) 十三年
肺炎をこじらせたオヤジが地元の森病院から壬生町の獨協医科大学病院に転院をしたとき、見舞いのため往復するクルマの中ではずっと、グレン・グールドの”Bach,The Goldberg Variations”を聴いていた。それほど長くない入院期間を経てオヤジが亡くなった朝は、ハロルドメイバーントリオの”Kiss of Fire”を聴きつつ家に戻った。
そのオヤジの十三回忌のため、先ずは如来寺のお墓に花と水を供える。そこから家内と本堂への道を歩いていると、長男と嫁、孫の姿が、やはり本堂の入口に見えた。
境内には、夕方から開かれる十夜法要のための柱が建てられている。告別式により不在にしているクワカドシューコー住職に代わり、法要の一切は、息子さんが執り行ってくれた。
法事の後は通常、会食となるところ、繁忙の店を留守にしてはお客様や社員に迷惑をかける。よって即、会社に戻り、黒い背広から仕事着に着替えて即、現場に復帰する。
朝飯 切り昆布の炒り煮、納豆、大根おろしを添えた薩摩揚げの網焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、明太子、メシ、浅蜊と万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 トマトとルッコラのサラダ、2種のパン、クリームシチュー、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”