2017.10.31 (火) 初冠雪
開高健は晩年”Back Pain”に悩まされ、それを解消させるため水泳に通っていたと、彼の随筆で読んだことがある。
背中の痛みといえば、僕は高校生のころは右側の背筋が痛み、指圧のように効いてくれることを期待して、椅子の背もたれにその部分を押しつけることを常としていた。一時は背中を切り開き、その筋肉を取り出してどうにかしたいほど不快だった痛みは、しかしいつの間にか去った。
ここ数年は時として、最も下の頸椎、つまり第7頸椎から2、3個下の背骨が右にずれてしまったような感覚を覚えることがある。数日前には、この違和感が過去に経験したことのない強さになった。よって家内に見てもらったところ、別段、骨はずれていないという。しかしその、有り体に言えば凝りの一種は耐えがたいほどのものだったため、仰向けに寝た背中を下から押す式の健康器具に、久しぶりに頼った。
すると凝りはたちまち去ったものの、しばらくすると、またぶり返すことを繰り返した。以降はその健康器具が手放せず、朝な夕なにしばし、その上に仰向けになっている。
それはさておき昨夜から今朝にかけてのことだろう、日光の山々が初冠雪をした。雪の報せは届いていたものの、下界からそれが望めたのは、今朝が初めてである。
朝飯 塩鮭、納豆、筑前煮、チャプチェ、「なめこのたまりだき」によるなめこおろし、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、豆腐と若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 「玄蕎麦河童」の産地の異なる二種盛り
晩飯 胡瓜とトマトとレタスのサラダ、ピータン、チャプチェ、焼き餃子、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、焼き林檎と杏仁豆腐