2017.10.10 (火) バッグの中身
身のまわりのそこここに時計がある。よって普段は腕時計はしない。しかし今朝ばかりはそれを左腕に着ける。決められた時間に従って、ひとつひとつこなさなければならない仕事が、大きな木造建築の梁や柱のように入り組んでいたからだ。そうして7時30分からあちらこちらであれこれをし、気づくと時刻は11時55分になっていた。
どこかで買い物をしたとき紙袋の代わりに付いてきたような、不織布による小さなトートバッグに新聞と文庫本、財布と携帯電話、それに細々としたものを入れ、それを提げて家内と下今市15:05発の上り特急スペーシアに乗る。2時間後に京橋の南天子画廊に着く。そして「堂本尚郎回顧展」を観る。そこから歩いても良かったけれど、新橋までは銀座線で移動をする。
鮨屋のカウンターには秋の色が濃かった。気分は楽な一方で、時間を気にしたりもする。そうして浅草21:00発の下り最終スペーシアに今度はひとりで乗り、23時前に帰宅する。トートバッグの文庫本は、遂に読まなかった。
朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、2種の唐辛子の網焼き、牛肉と車麩と牛蒡の炊き物、大根とズッキーニのぬか漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と長葱の味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のスーラーメン
晩飯 「鮨よしき」のあれや、これや、それや。「山本合名」の「白瀑備前雄町純米吟醸」(冷や)、「八戸酒造」の”mutsu 8000 pale ale”、「アリサワ酒造」の「生しぼり新しょうがリキュール」