2017.10.5 (木) タイ日記(11日目)
今朝は8時に迎えのクルマが来る。よって食堂には、いつもよりずっと早い 6時30分に降りた。そのお陰で、朝食会場は、この時間にはとても空いていて快適なことを知る。
07:45 ホテルをチェックアウトする。
07:55 迎えのクルマに乗る。
08:13 メイファールアン空港着。
08:15 空港内の郵便局から13通の絵葉書を投函する。切手代は1通あたり15バーツ。
08:55 チェックインを済ませ、出発のための待合室に入る。
タイスマイル航空のボーディングパスに印刷されている搭乗口は3番ゲート。それが直前で2番ゲートに変わる。珍しいことではない。
10:18 “AIRBUS A320-200″を機材とする”WE131″は定刻に18分遅れて離陸。
10:45 年賀状の返信8枚を機内で書く。
11:27 ”WE131″は定刻に7分遅れてスワンナプーム空港に着陸。
12:04 バゲージクレームの回転台からスーツケースが出てくる。
12:09 空港ビル1階からタクシーに乗る。
「ホテルはセンターポイントシーロム。バンラック市場の近く」と、運転手にタイ語で告げる。運転手は脱力感満点の静かな男だった。ワイパーを最高速で動かしても充分な視界の得られない豪雨がいきなり降り始め、タクシーはそれまでの時速90キロを70キロに落として西へと走る。その土砂降りはいくらも経たずに上がった。ホテルに着いた時刻は記録していない。
社員への土産はチェンライで半数は確保しておいた。なぜすべてを一度に買わなかったかといえば、数が揃わず買えなかったのだ。残りは他ものになっても仕方がない。各々にも好みがあれば、同じものである必要はないだろう。ジャルンクルン通りを南へ歩き、消防署となりの店でカオマンガイを食べる。その帰り道でようやく、土産の残り半数を買い足す。
業界の旅行で海外へ行った折などに見ていると、社員に土産を買う社長は皆無だ。しかしウチにはむかしから、経営者が社員に土産を買って帰る習慣がある。僕は買い物をそれほど好む方ではないけれど、社員にも旅の土産をもらうことはあるから、まぁ、お互い様である。
チェンライに引き続き、夕方まではプールサイドで本を読む。チェンライのプールサイドには、鳩の声が届いていた。それがバンコクでは、バスやクルマやオートバイ、トゥクトゥクなどの排気音に変わる。
17時にサパーンタクシンの船着場へ行く。舟に乗るための浮き桟橋が、待合所の椅子に腰かけ待つ人の胸の高さまでせり上がっている。大変な水の多さである。同級生コモトリケー君の住むコンドミニアムの専用船に乗り、チャオプラヤ川を遡上する。巨大な商業施設アイコンサイアムが、徐々にできあがりつつある。
取りあえずはコモトリ君の家に上がり、そこから川沿いにある料理屋に降りる。雨期であり、十五夜の次の日であり、上げ潮ということも関係しているのだろうか、大型船が行き交うたび木の床には波が押し寄せ、時によっては我々の足元を濡らした。
帰りは料理屋の専用船でサパーンタクシンまで送ってもらう。客は僕ひとりにて、船頭には駄賃をはずんでおいた。
ホテルまでの道すがら、スーパーマーケットのトップスに寄る。その酒売り場には”the End of Buddhist Lent Day”のため木曜日の0時から金曜日の0時までは酒を売れない旨の張り紙があった。先ほどの料理屋でコモトリ君がビールを頼むと「カオパンサーだから酒は出せない」とウェイトレスに教えられた。なるほど今日は、タイではどこもかしこも酒を売れない入安居だったのだ。もっともいつものようにラオカーオを持参した当方には、特段の不便は無かった。
部屋に戻り、出る前に回しておいた洗濯機から洗い上がったシャツや靴下を出す。それを外のベランダに干して以降の記憶は無い。
朝飯 “Dusit Island Resort”の朝のブッフェのサラダとオムレツ、トースト、コンデンスミルクを底に沈ませたコーヒー、中華粥
昼飯 “Meng Pochana”のカオマンガイ(トムトーパッソム)
晩飯 “YOK YO MARINA & RESTAURANT”のサイクロークイサーン、プラームックパッポンカリー、トードマンクン、パックンガティアム、プラーガッポンヌンマナオ、ラオカーオ”BANGYIKHAN”(ソーダ割り)