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清閑 PERSONAL DIARY

2017.9.18 (月) 時を忘れて仕事をする

むかし炭鉱の中には、鑿や鎚、あるいはドリルを使う人たちのあいだをブラブラと歩きまわって軽口を叩き、班長のところへ行っては「昼飯はまだか」と訊く男がいたという。仕事らしい仕事は何もしないこの男ではあるけれど、不思議なことに、この男の存在することで、全体の作業能率は高く保たれたという。全体の作業能率を高めているか否かについては不明ながら、ウチの会社における僕の立ち位置は、何だかその男に似ている気がする。

そういう僕が今日に限っては、8月半ばから9月下旬まで続く茗荷の買い入れ、また9月4日に始まり12日に完了したしその実の買い入れの伝票処理をするうち時を忘れ、気づけば昼食の時間をとうに過ぎていた。珍しいこともあるものである。

ところで先週末には、台風一過は火曜日と想像をしていた。今朝の蔵出しの数を決める、包装係ヤマダカオリさんとのきのうの夕方の話し合いでは、風雨が収まるのは今日の午後と予想をした。しかし実際には、空は朝から晴れ上がった。気温も夏のそれが戻ってきた。大いに嬉しいところではあるけれど、明日にはまた涼しくなってしまうだろう、多分。


朝飯 納豆、胡瓜のぬか漬け、生のトマト、茹でたハム、冷や奴、らっきょうのたまり漬「黒太郎」、メシ、豆腐とトマトと三つ葉の味噌汁
昼飯 冷やし中華
晩飯 トマトサラダ、ハムとマカロニとグリーンピースのサラダ、チーズ、”Petit Chablis Billaud Simon 2015″

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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