2017.9.6 (水) 日光MG(1日目)
「日光MG」に遠方から参加の方々は、会場に前泊をされることが多い。それらの方々との会食を昨夜は楽しんだ。鬼怒川温泉の、女将みずからがマネジメントゲームで経営を学ぶホテル「一心舘」は、MGの会場としてはこの上なく適して有り難い限りだ。
MGは各自が会社を持ち、2日間で5期分の経営を盤上に展開していく。市場は5人から6人が囲む卓により構成をされる。今回の参加者は36名。よって市場は6つ。参加者は、売上高の高かった者から順に、A卓からF卓に配置をされる。ただし第1期に限ってはゲームは行われず、講師によりルールが説明される。そのルールが既知のものであっても、サラリと聞き流してはいけない。西研究所のMGは日進月歩で進化を繰り返す。またそれ以上に、この第1期はマネジメントゲームに入って行くための心と体の矯正の場であれば、決しておろそかにはできないのだ。
実際の勝負が始まるのは第2期から。今回の戦型は、今年1月の「日光MG」で表彰状を得ることになった、また先月の東京MGでも検証したものを踏襲することとした。
第2期末の自己資本は、期初の300円から微増して309円。ゲーム運びの下手な僕としては、上々の滑り出しである。
今回の「日光MG」には、上澤梅太郎商店からは2名の初心者が参加をしている。また過去に数回の経験はあっても、子育てにより、2日間の日程の、すべてをこなせない初心者同様の者も複数いる。それらの者を、社外から参加の方々が親切に助けてくださる。本当に有り難い。
第3期の結果は経常利益▲32円。前期の黒字を帳消しにして自己資本は▲275円に落ちた。原因はひとえに、ゲーム中の「欲」による。「欲」は大抵は利益の増大に役立つ。しかしその逆も、またあるのだ。明日に捲土重来を期すこととして、研修室を出る。
交流会は、入浴を済ませて19時45分に始まった。参加者全員によるスピーチに続いてニシジュンイチロー先生による講話があり、22時30分に中締めとなる。以降は稀代のデータベースソフト「マイツール」の勉強会が控えていたものの、夜に弱い僕は僕は中締めを以て部屋に引き上げる。
朝飯 「一心舘」の朝のお膳
昼飯 「一心舘」のカツ煮定食
晩飯 「一心舘」の夜の弁当