2017.8.25 (金) 朝焼け
快晴の空に目映いばかりの入道雲、というわけにはいかないものの、今週の月曜日から、関東地方には晴れ間が見られるようになってきた。
起きて着替えて食堂に来て、遮光カーテンを天井の近くまで巻き上げる。空と山の境目に細長くあった紅色の帯が、徐々にその厚みを増し、やがて紺色の空を青く染め始める。廊下の突き当たりの防湿庫からカメラを取り出し、食堂に戻って窓を開ける。しかし角度の関係があって、その窓から東の空にはカメラを向けづらい。
カメラを首に提げたまま階段室の扉を解錠する。そして屋上に上がり、東の端まで歩いてふたたび空にカメラを向ける。
朝の空は一時も、おなじ姿でいることはない。カメラを上下に振って、異なる測光により何回かシャッターを切る。屋上にいたのは、ほんの1、2分だっただろうか。朝焼けは美しくはあるけれど、天気の好転を示すものではない。
空は案の定、数十分の後には太陽を失った。蝉は数週間ほども前から鳴いていない。
朝飯 刺身湯波、牛蒡と人参のきんぴら、芹のおひたし、切り昆布の炒め煮、納豆、冬瓜と豚三枚肉の炊き合わせ、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、メシ、豆腐とオクラの味噌汁
昼飯 「味彩たむら」の日替わり弁当
晩飯 “TIO PEPE”、2種のサラダ、パン、ロールキャベツ、“Petit Chablis Billaud Simon 2015”、桃のケーキ、”Old Parr”(生)