包丁いらず、手間いらず。大根のたまり漬を千六本に刻みました。お茶漬けや、おむすびに。
私の祖母・上澤トシ(明治43年/1910年生まれ)は、私が40歳を過ぎるまで、つまり21世紀になっても大根のたまり漬を、ふわふわシャキシャキに刻んでくれました。大根のたまり漬を先ず薄くスライスし、それを重ねて今度は極細切り…早い話が千六本ですね、おばあちゃんは何しろ明治の人ですから根気があります。この「大根のたまり漬」の刻みには半日はかかったでしょうが、おばあちゃんは時々、これを作って家族に食べさせてくれました。
本来であれば辛口のはずの大根のたまり漬が、細く刻むことによって塩気は薄く、しかし大根の風味は却って増している、この「ふわふわ大根」を何とか商品にできないかと考えながら、しかし月日はずいぶんと過ぎてしまいました。
そして長い研究と試行錯誤の結果、このたびようやく、この懐かしい味を、お客様にもお届けできることになりました。
辛口なのに辛くない、大根の風味をより楽しめる、包丁いらず手間いらずで、器のまま食卓に出せる、おばあちゃんのふわふわ大根…ぜひ味わってください。
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