隠居の盆（ボン）カレー、予約受付中です

隠居のボン（盆）カレー

上澤梅太郎商店が運営する朝ごはん専門店、汁飯香の店隠居うわさわでは、8/12(土)・8月13日（日）・8/14（月）までの3日間、カレープレート「天竺膳（てんじくぜん）」と、カレーに合わせたお飲み物をご提供いたします。

地元産の大豆たっぷりのスパイスカレー、
南瓜の甘煮、
夏野菜の味噌炒り、
紅白なます、
日光みそのたまり漬各種盛り合わせ。

今回、汁飯香の店隠居うわさわが提供するカレーは、

日本のお惣菜とカレーを合わせる実験です。

かねがね、昨今流行りのガチカレープレートは、一汁三菜に通じるものがあるのではないかと思っていたのです。

ごはんを中心に、豆の汁、汁の味を補完するおかずが数点。アチャールなどの漬物も、カレープレートにはつきものです。この構成、まるで一汁三菜だとは思いませんか？

カレーライスは、イギリス海軍経由で近代日本にもたらされたといわれていますが、地球をさらにぐるりと半周して、南アジア地域までカレーの起源をたどれば、案外、和食の食べ合わせに近いコンセプトがあるのかもしれません。もし、インドが「天竺（てんじく）」と呼ばれていた時代、仏教伝来とともに天竺の食べ物が日本に入ってきていたら、日本料理の体系はどのようになっていたのでしょうか？また、日本の漬物は、味噌は、どのようになっていたのでしょうか？これはSF駄話的な話ではありますが、興味はつきません。この夏も、「汁飯香の店隠居うわさわ」にて、和印折衷のダルバート的一汁三菜をお楽しみください。

一人前1,500円（税込1,650円）