父方の祖母(いまの社長の母親です、)は昭和ひとケタ生まれ。
木更津の駅前にあった料理屋の娘でした。
戦中までは本格的な洋食店だったそうですが、戦後は大衆食堂に転身して、現在も営業を続けています。
木更津に里帰りする際にはウチのトラックで送ってもらっていたとのこと。
この運転をしていたのが弓手さん。
木更津では泊りがけで歓待を受けた、と懐かしそう。おおらかな時代でした。
ウチではトマトとゆばの味噌汁はもはや定番。
そのほかにベーコンだったり天ぷらだったり、とにかく何でもアリなのが味噌汁のよさ。
これからは青菜のたぐい、とうもろこし、いんげん類、ズッキーニなど様々な野菜の登場に心が弾みます。
反対に、これだけは味噌汁に合わない!という野菜があります。
それが香菜(パクチー)。
どういうわけか、独特の爽やかさがなくなってしまいました。。。
畑で、抜きたてのらっきょうを(ほとんど泥がついたまま)かじってみると、ほのかに青りんごのような爽やかさが立ち上がってきます。
時間差でネギ族特有の辛味がくるのですが、あの一瞬の香りは得も言われぬ芳香です。
半年ほど熟成させると、辛味成分や糖質が、深い旨味と、醤油のような香ばしさに変化してきます。
菌類の働きは目には見えませんが、神秘的としかいいようのない作用です。
抜きたてのらっきょう
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