栃木県を代表する産品といえば、やはり、イチゴを思い浮かべる方が多いと思います。


他にも、かんぴょうは、国内で流通している国産かんぴょうのほぼ100%が栃木県産です。


このような、畑での農業生産に優れた農業県としての一面を支えているのが、関東平野の北端に位置する地形と、鬼怒川をはじめとする河川からの豊富な水です。


弊社の商品も、この恩恵に預かっているといえます。



そのほかに、内陸の気候を生かした果樹栽培も盛んです。


まえにお送りした梨もそのひとつ。そのほかに、桃やぶどう、最近ではマンゴーの生産をする方もでてきました。


そのなかで、この季節を代表する作物が、りんごです。


春先になると、真っ白な花で街道を彩ります。今回は、黄色い「名月」と、真っ赤な「新世界」をお届けします。

実がおいしいのはもちろんですが、驚いたのは皮の香りの濃厚さ。紅茶やほうじ茶と合わせて、アップルティーとしてお試しください。


また、オマケとして、ゆずを1個つけておきます。
りんごをざくざくと刻んで、ゆず果汁と砂糖で和えて召し上がってみてください。これは土井善晴さんのレシピです。


そのほか、サツマイモと煮たり、くるみやチーズとサラダにしたり。何にしてもうれしいのが季節のもののいいところです。


先日、Eテレのお菓子作り番組「グレーテルのかまど」で、歌手のコトリンゴさんが、雑誌『婦人之友』に掲載された「りんごのポロポロケーキ」を紹介していました。


この雑誌、同級生が編集者をやってます。


「忙しい主婦でも簡単に作れるよう、クッキー生地を型に敷いてリンゴをならべてクランブルを散らし180℃で60分」とのことでした。


それが「簡単」かはともかく苦笑、おいしそうでした!

ウチではさらに簡略化したものをたまに作ります。

無塩バター、小麦粉、アーモンド粉、砂糖を1:1:1:1の分量で用意します。


粉類はあらかじめ混ぜておきます。


冷えたバターを細かく角切りにして、粉類とゆびさきでこすりあわせるように、ポロポロの小さな塊を作ります。


耐熱皿にうす切りにしたりんごを並べて、ポロポロを並べて180℃30分。素朴なアップルクランブルです。