フーディ的なおいしさを考えたとき、基調になるのは、生理的に感じうるおいしさのバランスである。現在明らかになっている味覚は五味と呼ばれ、鹹(から)味・甘味・酸味・苦味・旨味に分析される。近年、ここに六番目の味「コク味」と […]
「エッセイ/雑記」の記事一覧(4 / 10ページ目)
歩道整備事業
現在、旧日光中心市街地の歩道整備事業に伴い、湯沢屋さんの店舗は更地となってしまいました。当然、臨時休業中。現在は道向かいにある、コロナ問題で休業中のカフェの厨房を間借りして、水羊羹のみ、数量を限って製造していらっしゃいま […]
ダイヤモンドプリンセス号
一年前の二月、日本橋高島屋の地下一階食料品売り場に催事出展していたときのこと。毎晩の銭湯通いが楽しみな催事期間、サウナ内のテレビのニュースは「ダイヤモンドプリンセス号横浜へ」のニュース一色となっていました。あの時は、それ […]
桶売り
殖産興業の波に乗り、上澤商店の事業は大きく拡大しました。 このころには「桶売り」、つまり大手メーカーの下請けとしての醤油製造も請け負うようになりました。 この当時、桶の封緘に使用していた思われる、千葉の某大手醤油メーカー […]
フーディ的
生理的なおいしさ、心理的なおいしさに加え、おいしさにはもうひとつ重要な要素があるように考えている。 それは、味の多様性の共存を条件とするものだ。 味の多様性の共存を、一言で表す言葉がうまく見つからなかったため、ひとまずこ […]
抜きたてのらっきょう
父方の祖母(いまの社長の母親です、)は昭和ひとケタ生まれ。 木更津の駅前にあった料理屋の娘でした。 戦中までは本格的な洋食店だったそうですが、戦後は大衆食堂に転身して、現在も営業を続けています。 木更津に里帰りする際には […]
オンライン朝食会
先日、「オンライン朝食会」を開催しました。 企画・主催・運営の方々と専用のセットを作り、事前に発送。お米や味噌、そして漬物などが入ったこのセットをお買い上げいただいた方に、オンライン会議システム「ZOOM」のIDとパス […]
聞いたはなし
これは、同じ町の造り酒屋さん、「清開」の渡邊佐平商店の会長(80)に聞いたはなしです。 会長は、ご自身のおじいちゃんに聞いたはなしだとおっしゃっていました。 当時は山道を歩く馬車に積むためにすぼまった形をした、専用の形状 […]
日光杉並木
日光杉並木は、日光街道・例幣使街道・会津西街道にまたがる杉の並木道で、総延長約35km、世界最長の並木路です。 松平正綱が主君の家康公のために20年以上かけて植樹し、日光東照宮に寄進したといわれています。 たしかに現在で […]
『おいしい』って、どういうことだと思う?
明治時代の日光は、殖産興業政策によって沸き立ちました。 江戸期、足尾銅山には幕府の銭座が置かれるなど活況を呈していましたが、明治10年以降、古河財閥がここを開発し、銅山はさらなる発展を遂げました。 多くの労働者が雇用され […]