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5月: 日光の初夏をたのしむセット
みなさんこんにちは。上澤梅太郎商店の上澤佑基と申します。
5月は晴れやかな日がつづいて、もう夏の気配というのが例年のことですが、ことしはどうなるでしょうか。
松尾芭蕉は、『奥の細道』に、日光の印象を
あらたふと
青葉若葉の
日の光
と記しています。
地元に住むわれわれの実感としましても、まさに新緑の季節が、日光のベストシーズン!
大型連休が明けて梅雨入りまでのあいだは、芭蕉の描いたようななまざまなコントラストの緑いろがみなさまをお迎えしますよ。
それでは、今回のラインナップです。
1)日光みしまやさんの人形焼7個入り(4個は通常の風味、3個は山椒入りの特別仕様)
みしまやさんは、もともとは日光彫(特殊な器具で彫刻を施したあと漆塗りにする、日光の伝統工芸です)の老舗でしたが、若店主がその彫刻の技術をもって日光の名所を型取りして、人形焼を作られました。皮もあんも店主のこだわりが利いた味になっています。
日光東照宮陽明門および眠り猫をかたどった4個は通常のお味で、みざる・いわざる・きかざるの三猿をかたどった3個は、日光特産の山椒をねりこんだ皮でおとどけします。
賞味期限が短いお品物です。配送に2日間かかるエリアの方は、到着日が賞味期限になります。
お早めにお召し上がりください。
2)福島製麺さんのうどん(4人前)
当店から徒歩数分の場所にある、町の製麺屋さんです。
市内の飲食店さんはじめ、有名旅館やホテルにできたての麺を毎日納入している、いわばプロユースのお店です。
店頭にいくと、まこと素っ気ないパッケージの生麺を購入することができるのですが、これがすばらしいクオリティなんです。中華麺、おそば、そうめん、太麺細麺平打ち麺、なんでも揃うお店ですが、今回はうどんをお届けします。
まず表示の時間どおりにゆでたらいったん流水で表面のぬめりをおとし、冷やししめてください。この一手間で、うどんのコシがすっかりかわります。
3)日光味噌のめんつゆ(200ml入)
当店謹醸「日光味噌」で仕立てためんつゆです。濃縮タイプなので、お好みの濃さまでうすめてください。
当地では、茄子やピーマンなどの夏野菜を油いためにして味噌で味付けしたものを、そうめんやうどんの具にする習慣があります。
この習慣になじみのない方には面妖に思われるかもしれませんが、いちどやってみるとやみつきになります。
薬味はすりごまがおすすめ。どうぞお試しください。
4)きゅうりのたまり浅漬け(80g入)
地元産のきゅうり、でばなのところを味噌から絞った「たまり」でさっと浅漬けにしました。
ごはんのおともやおつまみにどうぞ。
5)しいたけのたまり炊(80g入)
素材をたまりに漬けたあと炊いて仕上げる、いわば、漬物と佃煮の中間のような製法をとるのが当店の「たまり炊」です。しいたけのたまり炊は、九州産の小玉どんこをたまりに漬け、炊いて仕上げています。
うすく切ってそうめんやうどんの具に。また、ねぎとあわせて平たい(巻かない)玉子焼きにするのもおすすめです。
6)らっきょうのたまり漬(150g入)
定番のらっきょうのたまり漬です。らっきょうはすべて国産。基本的には地元、栃木県の畑のものを選んでいます。
らっきょうの収穫期はこれから。日本でもっとも生産量の多い宮崎・鹿児島は5月末から、栃木県は県南が6月末、県北は7月上旬が収穫期です。
収穫後、すぐに塩漬けして数ヶ月寝かせて乳酸発酵させ、たまりで仕上げてお店に出すのは年末・年始となります。
今月もありがとうございます。
暑い日が続きますが、どうぞお大事にお過ごしください。