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4月: 日光の春をたのしむセット
みなさまこんにちは。上澤梅太郎商店の上澤佑基です。
昨年はすでにちらつきはじめていた桜のほころびも、ことしはまだまだ固いつぼみのままです。どうやら今年の桜は、昨年に比べてやや遅め、例年並みになりそうです。
3月末にヤマザクラ、4月はじめにソメイヨシノ、次いで、シダレザクラ。
暖冬の年ほど雪が多いという定説もありますので、運が良ければ「桜に雪」といった景色を楽しむこともできるかもしれません。
今月の定期便の内容は、以下のとおりです。
1)金谷ホテルベーカリーさんの「百年ライスカレー」(ビーフ/チキン各1個)
日光金谷ホテルさんの土蔵から発見された100年前のレシピを、ご自宅でお召し上がりいただけます。
ルーと具材が別立てになっている本格派のレトルトカレーで、量もたっぷり入っています。
なお、日光金谷ホテル・中禅寺金谷ホテル、また、金谷カテッジインにてランチのカレーをお召し上がりいただきますと、付け合わせに必ず当店のらっきょうのたまり漬がついてまいります。
どうぞご自宅で旅行気分を味わっていただけましたら幸いです。
2)CHEZ AKABANE さんの焼き菓子おまかせ(3個入り)
当店から徒歩5分のところにある町のケーキ屋さん、CHEZ AKABANE。きらびやかなデコレーションケーキは、この町のこどもたちの憧れです。
そんな生菓子に負けず劣らず、いや、自分などはこちらの方がむしろ白眉だと思っているのが、伝統的な焼き菓子です。
パウンドケーキやバウムクーヘンなどなど、、、洋菓子やさんならではのバターやアーモンドがリッチな焼き菓子です。
濃いめのコーヒー、ないしは、強めのお酒と合わせてお召し上がりください。
3)上澤梅太郎商店の NIKKO PICKLES パプリカ(80g入)
「日光みそのたまり」をベースにした、洋風のお漬物です。
目に鮮やかな赤パプリカと黄パプリカを、日光味噌を圧搾した「たまり」ほか、数種類のお酢を配合して、味にふくらみをもたせています。
カレーとあわせたり、サラダの具材にしたりしてお召し上がりください。
和食のさいの箸休めにもおすすめです。
4)日光みそのたまり漬「小つぶちゃん」(120g)
定番のらっきょうのたまり漬を、小さな粒でお出しします。
もともと、日光金谷ホテルの料理長からのリクエストにより、カレーの付け合わせのために、粒の小さいらっきょうを選り分けて漬けたものです。
当店のらっきょうはもともとは粒の大きさに特徴がありましたが、独自の製法により、食感の良さはそのまま残しつつ、ひとくちでも食べやすい大きさになっています。
こちらはぜひ百年ライスカレーと合わせてお召し上がりください。
5)上澤梅太郎商店の 日光みそのたまり漬「ホロホロふりかけ」(100g入)
こちらも、日光金谷ホテルにて、カレーの付け合わせとしてご採用いただいているお漬物です。
だいこん・きゅうり・しょうが・しその実の各たまり漬を、各々別個に仕込み、それぞれが漬け上がった状態でみじん切りにして混合しています。
味はやや濃いめですが、しっかりと香りと食感の立つお漬物です。
カレーに福神漬けが合わせられるようになったいきさつについては諸説ありますが、当時は旨味や塩気が少なく、汁気の多かったカレールーの味を補う目的で、漬物が合わせられたという説が有力です。
また、「ごはん・汁もの・漬物」の汁飯香の取り合わせは、もとより日本人のなかに定番として刻まれており、カレーという「汁」とごはんを合わせたカレーライスには、自ずと漬物を合わせたくなる心理が働いたのかもしれません。
漬物屋、そして、ごはん・味噌汁・漬物の朝ごはん専門店を運営する身としては、こちらの説にもがんばってもらいたいと思っています。
今月もまことにありがとうございました。
まさに三寒四温の毎日、日差しの強い日もあれば雪の降る日もある日光です。みなさまに於かれましても、どうぞお大事にお過ごしください。