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3月: 日光の初午をたのしむセット
みなさんこんにちは。いつも日光美味定期便をお取り寄せいただき、誠にありがとうございます。はじめてのご注文をご検討の方におかれましても、この文章を読んでいただきありがとうございます。
コロナ禍により日光・鬼怒川温泉を旅行できなくなってしまったという方に、少しでもこの地域のことを思い出していただければと思い、地域の美味しいものを詰め合わせにして、毎月お届けしようと始めましたこのセットも、もう50回にちかくなってまいりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
毎月お送りさせてはいますが、「今月はちょっとお休み(スキップ)」「しばらく定期便はもういいかな(キャンセル)」ともに随時承っていますので、はんたいに申し上げれば、どうぞお気軽にお申し込みください。
この文章を書いています2月の後半、妙に暖かい「小春日和」とも言いがたい「春日和」の日があり、例年にない早さで梅の花が開いてきた一方で、朝から雪のちらつく日もあります。三寒四温というにはあまりに乱高下な毎日です。
3月3日は新暦での桃の節句・ひな祭り、そして3月12日は旧暦での初午です。
店頭に雛飾りを出し、しもつかりと赤飯を作ってお稲荷さんにお供えすると、もう春はすぐそこです。
それでは、以下、来月の内容です。
1)石田屋さんのおせんべい(「伝統塩バター」と「南高梅 ざらめ」)
旧日光・神橋の先、二社一寺よりは田母沢御用邸にやや近い位置にある、老舗米菓店「石田屋」さんのお煎餅です。家康公の墓所を守る、左甚五郎が作ったとされる「眠り猫」をトレードマークにした甚五郎煎餅で有名です。
こちらの甚五郎煎餅を食べきりサイズにしたのがこちらです。「伝統塩バター」は、甚五郎煎餅ファンにはおなじみの塩味。南高梅ざらめは、梅の香りのざらめ煎餅です。
2)二宮堂製菓舗さんのどら焼き(黒糖3個、虎バター2個)
日光市今市東町(下今市駅周辺)にある、創業120年の和菓子屋さんです。
さいきん、道路拡張の影響ですこし場所が変わりましたが、お店は健在で、ショーケースには可愛らしい色とりどりの上生菓子がずらりと並びます。
名物は黒糖入りのお饅頭をカラリと揚げた「かりんとうまんじゅう」ですが、賞味期限が1日しかないお品物ですので、こちらはぜひ今市の本店でお召し上がりください。
今回は、どら焼きを2種類お送りします。定番のどら焼きに、虎斑模様の、あんこにバターを練り込んだ「虎バター」味です。
3)上澤梅太郎商店のセロリとキャベツのたまり浅漬(100g)
春キャベツとセロリをあわせて、日光味噌の上澄からとった調味料「朝露」をベースに漬け込んだ季節の浅漬けです。ごはんのおともやおつまみとしてお使いください。
4)上澤梅太郎商店のひしお肉味噌(150g)
4種類のこうじ(大麦麹、小麦麹、大豆麹、米糀)と、刻んだ4種類のたまり漬(だいこん、きゅうり、しょうが、しその実)をあわせて仕込んだ、金山寺味噌スタイルのなめ味噌「ひしお」に、豚肉を合わせて肉味噌に仕立てました。
ごはんのお供のほか、中華麺と和えて即席のジャージャー麺にも。その他、目玉焼きと合わせたり、お酢で伸ばしてドレッシングにも。食卓のさまざまなシーンにご活用いただければと思います。
5)上澤梅太郎商店のふきのとう(80g)
西会津、福島県と新潟県の県境の山間で採れたふきのとうを塩漬けにして、十分に乳酸発酵させたのち、たまりで漬け直して仕上げています。
ほろ苦い季節の味を、保存食としての漬物で、ちょっと先取りできればと思います。
(なお、西会津地方の雪解けは5月の連休ごろ。ふきのとうの収穫期もまた、連休明けとなります。)
個人的には、たまごかけごはんに添えていただくのがおすすめです。
ごはんのおともやおつまみにどうぞ。
6)上澤梅太郎商店の超濃厚仕上げらっきょうのたまり漬「黒太郎」(150g)
定番のらっきょうのたまり漬を、さらに濃口にしたものです。
昔なじみのお客様がたから、よく、「昔はこれがスタンダードだったよね?」とのお声をいただくこともございます。定番品の作り方は変えていないので、おそらく、当店が40年ちかく前まで製造していた、瓶詰めの「らっきょうのたまり漬」のイメージなのだと思います。
定番のらっきょうが箸休めだとすれば、こちらの「黒太郎」は、おかずになるくらいの味付けです。
3月も何卒よろしくお願いいたします。みなさまどうぞお元気にお過ごしください。